シンガポールの風景

シンガポール留学の費用

シンガポールに留学したい

自然と都市部がうまく融合している、また経済成長もよくビジネスの地としても注目される国、さらに多民族国家なので留学生としても暮らしやすい国といわれているシンガポールに留学したいと考える方は多いです。
高校生、大学生など学生として留学を希望される方も多いですが、仕事を学びに留学するという方法を利用する方も多くなっています。

多民族国家なのでアジア系移民も多く、様々な文化が入り混じっている非常に柔軟性の高い国ですが、この魅力あるシンガポールに留学するとなるとどのくらいの費用がかかるのでしょうか。

1日どの程度の費用がかかるのか

シンガポールに留学するとして、1日、どの程度の生活費がかかるのか考えてみましょう。
シンガポールはほとんどが外食という文化があるので、1日3食、フードコートなどを利用するとして、食費は1日シンガポールドルで15ドル(以下シンガポールドル)くらいです。

交通費に関しては地域にもよりますし、どの学校を利用するのかにもよりますが、一般的に3ドルから5ドルくらいです。
こうしたことを考えると、通常、1日20ドル程度、月600ドル位と考えることができます。

費用をかけずに生活した場合

シンガポールで費用をかけないように1ヶ月留学する際の予算例です。
まず学費ですが、授業料、テキスト費用などを含めて約600ドル、家賃は寮、4人部屋で600ドルくらい、インターネット費用は学生寮によってかかりません。

携帯やSMSなどを利用する通信費が30ドル程度、バス通学が多いので公共交通機関を利用して交通費が120ドル、朝食はパン、フルーツ程度、昼はフードコート、夜はホーカーズ(シンガポールの食堂のような施設)を利用して450ドルくらい、飲み物やショッピング費用など交際費として250ドル、合計で2050ドルくらい、レート、シンガポールドルが80円として計算すると、1ヶ月の生活費はだいたい164,000円位という事になります。

節約を考えずに生活した場合

固定費として毎月かかってくる金額は、大体以下の通りです。
まず費用がかかる設備のいい学校に行くとして1370ドル位、住まいは第三者が一緒のコンドミニアムの1室を借りて1200ドル、インターネット費用は家賃に含まれているとして、携帯や電話などを利用する通信費用に80ドルは見積もっておきましょう。
そのほかに交通費はバスを利用して200ドル、朝食はパトヨーグルト、昼と夜は基本フードコート、但し友人とレストランに行くことも多いという形で食費が600ドル位、週末島などに旅行に行き現地の映画なども見る、ショッピングなどもして交際費に500ドルとして計算してみます。

これらを合計すると3950ドル、シンガポールドルのレートが80円として、316,000円です。
ここまで贅沢に暮らす日本人留学生も少ないと思いますが、留学を謳歌する、シンガポールの国を知りたいと動き回ればこの程度の費用がかかります。

どのくらいかかるのか、自分でも総合してみよう

授業料、滞在先の家賃、食費、交通費、通信費、その他雑費などを含み、費用をかけずに暮らす場合で16万円ほど、これに滞在月数を掛ける、さらに諸経費をプラスすると、だいたい、留学全体にかかる費用がわかります。
16万で半年いるとすれば96万円かかります。

これにプラス諸経費がかかります。
諸経費というのは、往復航空券、留学サービスを行う企業への費用、旅行保険、ビザなどの実費(これは長期留学のみ)、学生ビザ保証金(長期留学のみ)、滞在先保証金などがあり、通常20万円から50万円位かかります。
保証金に関しては原則として全額返金されますが、安くても116万円、シンガポールに半年留学するとなると、120万円位は準備が必要という事になります。