マルタ留学のメリットとデメリット

マルタという魅力ある国に留学

英語を学びたい学生の留学先として今注目されているのがマルタ共和国です。
語学留学というと、オーストラリアなどが代表的ですが、マルタ共和国がなぜ留学先として人気なのか、それは、非常に暮らしやすく治安のいい国だからです。
EU加盟を果たしたことでマルタへの留学は多くなっていますが、北米やオーストラリアと比較すると少ないのですが、人気急上昇中のマルタは、歴史深くまた現代も活気ある国です。

イギリス領にあったことで公用語が英語、そしてマルタ語であり、ほとんどの方が英語を話すので、留学地としては最適です。
しかしどこの国に留学してもメリット、デメリットが存在するものです。
今回はマルタへ留学する際のメリット、デメリットを紹介します。

マルタの英語

マルタの公用語はマルタ語、そして英語です。
中にはイタリア語を話す方もいますが、全体的に英語と考えていいでしょう。
ただ、マルタの英語はネイティブなのかというと、ネイティブとはいえないのです。

留学先の学校ではもちろん英語教師が指導を行うため、キレイな英語が学べます。
ただ現地の暮らしの中でイベントなどで利用される言語はマルタ語が多いといわれていますし、抑揚の付け方やアクセントなどが独特で、やはりマルタなまりと感じる英語が多いようです。
シンガポールにシングリッシュがあるように、マルタにもマルタ語に影響を受けたマルタ的な英語があり、イメージ的には、日本人が英語をカタカナのように発音するようなイメージといわれます。

そのため、留学先では学校でしっかり英語を学ぶという気持ちを持っていく方がいいでしょう。
ネイティブな英語を日頃の留学生活の中で、現地の方を相手に練習は難しいかな?という所はマルタ留学のデメリットといえます。

マルタ留学の大きなメリット

留学というのは多くの方が語学を学ぶために利用するわけですが、語学を学ぶという事だけではなく、留学先の文化を知るということも意味深い事です。
マルタはエジプトよりもメソポタミアよりもずっと古い文明があり、紀元前3500年前から巨石を利用した大型建造物を建築してきたという聡明な文化を持っています。
古来建築された歴史的価値の高い建造物を今も見ることができるという事はマルタ留学の非常に大きなメリットです。

また深いブルーの地中海、この美しい海を堪能できるということもマルタ留学と切り離せない部分です。
町全体が世界遺産であり、そこかしこに美しいバロック敷建築物をみられます。
巨石神殿群はもとより、モザイクなど日本では到底見ることができない深い歴史を、現代のマルタで見ることができるのです。
語学留学をしながら、マルタの歴史、文化に触れ、地中海の陽気な人柄を持つマルタの人たちと交流できるということも、マルタ留学の非常に大きな魅力でしょう。