フィリピンのリゾート地

フィリピンってどんな所?

親米的な部分がある

フィリピンは東南アジアにある島国です。
正式にはフィリピン共和国と言い、周りには台湾やマレーシア、ベトナムなどの国々があります。
豊富な魚介類が生息する南シナ海やフィリピン海などが島を囲っており、美味しいお魚料理が楽しめる場所としても知られています。

フィリピンという名前の由来は16世紀のスペインに存在した皇太子・フェリペから付けられました。
とは言え、現在は非常に親米的な部分があり、政治的な面や経済的な面などでお互いを支えあっています。

フィリピンは皆さんがご想像の通り、非常に蒸し暑い国です。
1年間のうち6月~11月が雨季となり、湿度が急激に高まります。
しかし、それ以外の季節は比較的乾燥しているため、実際に住んでみると過ごしやすく感じることでしょう。
日本同様に毎年台風で苦しむ国としても知られています。

フィリピンは農業国として古くから栄えています。
これは他の東南アジアと共通する部分でありますが、ココナッツやサトウキビといった肥料などをあまり使用しない食物を豊富に生産できる国です。
そのほかお米の生産やトウモロコシの生産が多く見られますが、お米のほとんどは輸入作物として扱っています。

フィリピン料理

フィリピン料理の特徴は複数の香り・味を織り交ぜたもの、という特徴があります。
蒸し暑い国ならではの「酸っぱい」「辛い」といった、暑さを振り払う味付けがされていると言えるでしょう。
主にしょうがや酢、にんにくやタマネギといったもののほか、魚醤や発酵エビ、さらにはタマリンドといった酸味の強い木の実を織り交ぜます。
こちらのサイトも参考になさってください。
>>Spin The Earth

また日本同様にフィリピンではお米を主食として食べます。
ただ、どちらかというと粘りを抑えた形で炊き上げるため、食感や香りなどで初めて食べる人はちょっと戸惑うかもしれません。
またご飯とおかずを一緒に盛り付けるのもフィリピン流です。

フィリピンの主な観光地

フィリピンの主な観光地としてはマニラ大聖堂が挙げられます。
国を挙げた儀式などが行われる際にも使われるほど、国内におけるカトリック布教にも大きく関係している場所です。
大聖堂の中にはアジア諸国の中で、もっとも大きなオルガンが存在していることでも知られています。

次に挙げられるのが、同じくマニラにあるイントラムロスという場所です。
こちらは打って変わって、スペイン時代の雰囲気が残った城塞都市の街並みが広がっています。
当時の雰囲気を体感できる、世界有数の観光スポットと言えるでしょう。

また、プエルト・プリンセサ地底河川国立公園と呼ばれる公園も有名な観光地の一つです。
この公園には大きな川があり、専用のボートに乗って洞窟の中へと入ることができます。
湿性林が茂る中を進んでいくことができるスポットで、まるで冒険をしているような気分を味わうことができます。

そして、最後に挙げるのがサン オウガスチン教会です。
こちらはフィリピンの中でも、最も古くから存在している教会です。
シャンデリアが非常に美しく、見るものを魅了させる建物に仕上がっています。

フィリピンに住む人々について

フィリピンに住む人々のほとんど(9割近く)がキリスト教徒という特徴があります。
そのため、国全体でキリスト教を布教しているとも言えるでしょう。
これはスペインによる統治が関係しているとされています。

また国民の服装や髪型などは、非常にシンプルなものが多いとされています。
男性はTシャツにジーンズという動きやすい格好をしており、女性はもほとんど男性と同じようなスタイルです。
勿論正装として、時と場合による服装や髪型を決めていますが、基本的には綺麗でさっぱりとした動きやすい服装を好んでいると言えるでしょう。